対策法

【誰でも簡単&安心】車の静電気を抑える対策法&防止グッズを紹介!

【誰でも簡単&安心】車の静電気を抑える対策法&防止グッズを紹介!

車のドアを開けようとしたとき、バチッ!と静電気の痛みを感じた経験は誰しもがあるでしょう。

この経験は特に秋から冬にかけて多く、避けられないものだと思ってしまいますよね。

しかし、ある方法を使えば、この静電気の痛みを抑えることが可能です。

今回は、車の乗り降りの際に発生する静電気を抑える対策法・防止グッズを紹介します。

ぜひこの記事を参考にして、車の静電気から解放されてくださいね。

車に乗るとき・降りるときに静電気が起きる原因

車に乗るときや降りるときに、バチッとなってしまう原因は何なのでしょうか。

実は、バチッとなる原因は、静電気の放電現象です。

私たちの身の回りにはプラス・マイナスの電気が常にバランスよく保たれています。

しかし、もの同士の摩擦や空気の乾燥によって、電気バランスが崩れると、車のドアに触れた際に、偏った電気が一気に流れこむ放電現象が起こります。

特に金属は電気を通しやすい物質なので、放電現象が起こりやすいです。

秋や冬は空気が乾燥して身体に静電気がたまりやすく、車のドアに触れるとバチっと起こりやすい季節といえます。

ガソリンスタンドでは要注意!

ガソリンスタンドでは要注意!

静電気による放電は、ガソリンスタンドのように引火性の物質を扱う場所では要注意です。

実際に日本でも平成13年の4月、新潟県のガソリンスタンドにて静電気による火災事故が発生しています。

最近のガソリンスタンドには静電気除去シートが必ずついているものの、つい触るのを忘れて操作をすると、とんでもない事故に発展する可能性があるため注意しましょう。

お金をかけずに車の静電気を抑える4つの対策法!

では、車に触れた際に起こる静電気を抑えるにはどのような方法を用いればいいのでしょうか。

今回は、お金をかけずにできる4つの対策法について紹介します。

すぐにできるものも多いので、ぜひ静電気が気になる方は参考にしてください。

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1. 地面に触れる

全くお金をかけずにできる対策法の1つに、地面に触れる方法があります。

地面は金属と比較すると、緩やかに放電が行われ、触れても痛みがありません。

そのため、車に触る前に一度両手で地面を触っておけば、バチッとなるのを防ぐことが可能です。

静電気対策を忘れた、急いでいる方は緊急の方法として覚えておきましょう。

2. 車のキーや金属製のキーホルダーをドアハンドルに触れさせる

車のキーや金属製のキーホルダーをドアハンドルに触れさせるのも有効的な方法です。

一度金属を経由することで、急激な放電を避けて痛みを回避できます。

最近ではキーレスの車も増えているので、家の鍵を持ってドアハンドルに触れさせても問題ありません。

3. ハンカチ・ウェットティッシュでドアハンドルに触れる

ハンカチ・ウェットティッシュでドアハンドルに触れる

金属ではなくハンカチやウェットティッシュを経由しても、静電気の放電を避けられます。

ウェットティッシュのように水分が含んでいると、水分中に静電気が逃げやすくなるのでおすすめです。

ハンカチもできれば湿らせておく方が静電気が逃げやすいため、車を使って外出する際はポケットに忍ばせておく癖をつけておきましょう。

4. ハンドクリームを塗っておく

静電気は乾燥すると帯電しやすくなります。

乾燥対策にハンドクリームを塗っておくのも対策法としては有効です。

ハンドクリームを塗れば手の保湿ができ、静電気対策と合わせて一石二鳥の効果が期待できます。

手が乾燥していると感じたら、ハンドクリームを塗って車の静電気にも備えておきましょう。

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面倒な方におすすめの静電気防止グッズ3選!

「わざわざ保湿クリームを塗ったり、ウェットティッシュを掴んだりが面倒・・・」

という方も少なくないでしょう。

お金をかけずにできる対策法が面倒な方は、静電気防止グッズがおすすめです。

では、どのような静電気防止グッズがあるのかを見ていきましょう。

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1. 静電気除去シート

静電気除去シート

まず1つ目は静電気除去シートです。

ガソリンスタンドでも見かける静電気除去シートは、どこにでも貼り付けられて使える特徴があります。

そのため、静電気除去シートを玄関に貼っておけば、車だけでなく家のドアノブを触った際の静電気から守ることも可能です。

静電気除去シートを貼る際は、シートのどこかが金属に触れている必要がある点は気をつけなくてはいけません。

上記のデメリット以外は、持ち物としてかさばることもないので、かなり便利な静電気防止グッズといえるでしょう。

2. 静電気除去スプレー

2つ目は静電気除去スプレーです。

静電気除去スプレーの成分には界面活性剤が含まれており、摩擦による帯電を予防してくれる効果があります。

バッグに入れておけば持ち運ぶことができ、車だけでなく日常生活で起こる静電気が気になる方におすすめです。

車で使う際は、手に吹きかけるだけでいいので、肌にやさしい成分が含まれているかどうかもチェックしておきましょう。

3. 静電気除去プレート

静電気除去プレート

3つ目は静電気除去プレートです。

静電気除去プレートは車内に設置するのに長けているグッズで、座席の窓のふちや窓の開閉ボタンの近くなどに置くことができます。

車を降りる際に触るだけで静電気を除去できるため、静電気対策をその都度する必要がありません。

唯一、アース線を取り付ける際に作業が必要ですが、手軽さでいえば静電気除去プレートが一番楽です。

意外な事実!車に静電気対策は施されている

最近の車には静電気対策を施されていることをご存知でしょうか。

人間に対してではなく、車の性能を向上・保持させるために使われているもので、除電対策を施していることを知っている方の方が少ないです。

では、有名な静電気対策を2つピックアップして紹介します。

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トヨタ車にはアルミテープで除電対策がされている

トヨタ車にはアルミテープで除電対策がされている

トヨタは2016年の9月に「放電用アルミテープ」を発表しました。

放電用アルミテープを車に貼ることで静電気を除去し、ハンドリングの向上を図ったものです。

この放電用アルミテープはトヨタ車には標準搭載されており、

・前後バンパー
・ステアリングポスト
・フロントガラス
・左右ドアガラス

上記の部分に使用されています。

トヨタはすでに放電用アルミテープの特許を取得済みで、販売されている価格もリーズナブルでコスパもいいです。

口コミを見てみると、一般道ではあまり実感しにくいものの、高速道路にかけて実感している方が多いようでした。

人間が触れることでバチッと起こる静電気に直接関係はないものの、車の性能を向上させるための施策には驚かされますね。

タイヤに除電対策の素材が採用されている

タイヤに除電対策の素材が採用されている

タイヤはゴム製だから電気を通さないと思われがちですが、実は除電対策がなされています。

理由としては、タイヤが100%ゴム製だと車に溜まった静電気が放電できず、車内の電子機器にノイズを発生させてしまうからです。

そのため、タイヤにカーボンブラックと呼ばれる素材を採用し、放電ができる仕組みができています。

現在では、ゴムの変形回復が早く、低燃費やコスパがよくなることからシリカをタイヤに混ぜるのが主流です。

まとめ

今回は、車の静電気を抑える対策法と防止グッズについて紹介しました。

静電気によるバチッとした痛みは誰でも避けたいものです。

だからこそ、車をよく利用される方は対策法や静電気防止グッズを活用して、ストレスのない生活を送っていきましょう。

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